花王、消毒液の供給体制を強化、4月後半には20倍以上の増産が可能に

粧業日報 2020年5月13日号 1ページ

花王、消毒液の供給体制を強化、4月後半には20倍以上の増産が可能に
 花王は、新型コロナウイルス感染症予防に必要なアルコール消毒液の供給体制を強化し、4月後半から従来の20倍以上の増産を行う。

 同社では1月後半以降、急激な需要拡大に対応すべく全力で増産を行う一方、これまでの概念に捉われない新たな生産・供給体制の構築を進めてきた。

 具体的には、生産可能な工場(写真は花王・和歌山工場)すべての活用、既存容器の緊急活用による詰め替え品の提供、ボトルの一部自製化等で、順調に稼働できれば、4月後半から従来の20倍以上の増産が可能となる。

 これにより、病院・施設等ひっ迫している需要に対応するとともに、家庭での需要にも対応していく。

 それ以降は、日本以外でも、消毒液の生産を開始する予定で、まずは病院等への寄贈品の生産をドイツから行うが、早急に各地域へ生産を拡大していく。

 花王グループでは、今後の感染症予防の高まりを踏まえ、暮らしのキレイを守る「プロテクトJAPAN」活動を推進する。

 この活動は、花王グループのESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」のソーシャルイノベーション(感染症予防による社会への役立ち)を実践する取り組みであり、これをグローバルに拡げていく。
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