マリンナノファイバー、新素材の提案で原料・完成品とも反響

C&T 2020年3月16日号 40ページ

マリンナノファイバー、新素材の提案で原料・完成品とも反響
 鳥取大学発のベンチャー企業であるマリンナノファイバーは、カニ殻から抽出される新素材「キチンナノファイバー」を開発した。先般の化粧品開発展においても、同素材を活用した原料や完成品を紹介し、大きな反響があったという。

 「蟹取県」と称される鳥取県は、カニの水揚げ量で日本一を誇る。その一方で、大量のカニ殻に悩まされており、そのカニ殻をバイオ資源として有効活用することを目指し、キチンナノファイバーの開発が始まったという。

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