コーセー、新スキンケアライン「リフトディメンション」誕生

　コーセーは9月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」から、肌本来のハリ・弾力を引き出し、立体的な印象の肌へ導く新スキンケアライン「リフトディメンション」（10品目12品種、4000円～1万2000円）を、全国の百貨店と化粧品専門店で発売する。

　グローバルでは、11の国と地域（アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、韓国、中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール）にて展開する。

　現在、アジアを中心にグローバルでの支持を獲得している「コスメデコルテ」から、新スキンケアライン「リフトディメンション」を発売することで、拡大するグローバルスキンケア市場の中でも特に伸長が著しいエイジングケア市場にて、さらなる顧客獲得を狙う。

　今回発売するリフトディメンションは「美の基盤を立て直す」をコンセプトに、同社研究所による25年以上にわたる肌の老化メカニズム研究の蓄積と、フランス分室での研究成果を活用し、加齢とともに変化する肌の弾力状態に着目して誕生した。

　上向きのハリや立体感を具現化する美容成分を厳選し、ライン共通の美容成分として、コスメデコルテオリジナル成分「シャルルドミルローズエキス」をはじめ、「コラーゲントリペプチド」「オタネニンジン根エキス」「エイジツエキス」を配合。肌本来のハリ・弾力を引き出し、頬やフェイスラインの肌に立体感のある印象を与えるスキンケアとして、30〜40代の本格的にエイジングケアに取り組む美容意識の高い消費者をターゲットとして展開する。

　ラインナップは、メーク落としクリーム、メーク落としオイル、洗顔料、乳液（2タイプ、各付け替え用あり）、化粧水（2タイプ）、収れん化粧水、クリーム、美容液の計10品目12品種を揃えた。

　メインアイテムの美容液「セラム」には、有用成分「グルコシルナリンギン」を世界で初めて配合。様々な肌効果が期待されながらも、化粧品への応用が困難であった「ナリンギン」を水に溶けやすくした成分で、化粧水の後、フェイスラインを持ち上げるようになじませることで、瞬時に上向きのハリをもたらす。まろやかなベースがなめらかに伸び広がり、弾力感みなぎる引き締まった肌へ導く。

　同時に発売する「プランプファームエマルジョン」は、角層深部までふっくらとやわらげ弾力感を与える乳液で、引き締まったしなやかな肌に導く。「リプレニッシュファームローション」は、ハリを瞬時に叶える化粧水で、独自のデリバリーカプセルを採用しており、素早くみずみずしさ溢れる肌に整える。

　また、ライン共通の香りとして「グリーンフローラルパウダリー」を採用。高級感や活き活き感、リラックス感が得られるという。

　商品デザインは、「エレガンスとサイエンスの融合」というこれまで一貫して大切にしてきた哲学を、よりモダンに、アートにまで昇華させることを目指した。

　シンプルでありながらもしなやかな曲線を描いた、「仕立てのよさ」を感じさせるボトルデザインで、手に触れたときの肌なじみの良さや、存在としての美しさ、心の落ち着きといった「感性品質」を追求した。

　商品上面のやや膨らんだ形状のトライアングル型のプレートは、力強く弾力がみなぎるスキンケア後の肌を表現している。