ドラッグストア企業の2020年度第2四半期決算を総括

C&T 2020年12月15日号 64ページ

カンタンに言うと

  • 薬王堂はローコスト体質を構築、下期は売上・利益とも厳しい環境に
  • M&Aを含め、成長戦略を推進、SM、コンビニとの垣根解消へ
ドラッグストア企業の2020年度第2四半期決算を総括
コロナ禍の衛生用品特需で増収大幅増益
荒利益率・販管費比率とも改善

 ドラッグストアはコロナ禍でマスク、消毒液、ハンドソープなど衛生用品の特需が発生したほか、巣ごもり需要で食品、日用品が伸長し、概ね堅調に推移している。

 一方、インバウンド需要を取り込んで成長した都心型店舗のウエイトが高いチェーンは、外出自粛や在宅勤務の普及で、いまだ回復の兆しがみえない。

 2月締めのドラッグストアチェーン、4社の20年度第2四半期決算(3~8月)の業績をみると、いずれも都心型店舗のウェイトが低く、増収大幅増益を達成した。

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