花王、感染症に対する手指本来が持つバリア機能を発見

粧業日報 2021年1月12日号 2ページ

花王、感染症に対する手指本来が持つバリア機能を発見
 花王は、ヒトの手指には生来、感染症の原因となる菌やウイルスを減少させるバリア機能が備わっており、風邪やインフルエンザのかかりやすさに関連していることを世界で初めて明らかにした。

 また、手指のバリア機能には個人差があり、この機能には手汗から分泌される乳酸が寄与していることを解明した。

 これまでの手指衛生の手段である手洗いやアルコール消毒の菌やウイルスの除去・不活化効果は、一過性のものであるのに対して、生来の手指のバリア機能は恒常的であることから、このバリア機能の発見は、「生来の手指のバリア機能を高めるという新しい衛生習慣の提案につながる」(同社)という。

 12月14日にはオンラインで説明会が開催され、柳澤友樹 パーソナルヘルスケア研究所長が今回の研究成果の背景について次のように説明した。

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