第11回化粧品開発展・第9回国際化粧品展を終えて

C&T 2021年3月15日号 35ページ

カンタンに言うと

  • オンライン商談・来場サービスを導入、展示会の新様式に期待
第11回化粧品開発展・第9回国際化粧品展を終えて
 リードエグジビションジャパンは、1月13日から15日の3日間、東京ビッグサイトにおいて「第11回化粧品開発展(COSME Tech 2021)」と、「第9回 国際化粧品展(COSME TOKYO 2021)」を同時開催した。

 今回は初出展企業180社を含む500社が出展し、緊急事態宣言中の開催にもかかわらず1万648名の来場者が詰めかけた。

 出展企業からは、「コロナ禍でブースの来場者は前年の2~3割程度」と厳しい声が聞かれた一方で、「こうした状況下でも直接ブースに訪れる目的意識を持つ来場者とマンツーマンで説明することができ、前回よりも商談数が増えた」との声もあり、企業によって明暗が分かれた。

 今年は来場者の減少を見越し、事前登録制のオンライン商談・来場サービスが導入され、多少なりとも出会いの場が補完された。

 ある企業では、在宅勤務のメンバーがチャットやビデオ通話を活用し、オンライン商談に対応していた。

 今回出展したからこそ得られた気づきを糧とし、各社の様々な創意工夫のもと、展示会の新様式が今後さらに進化・発展していくことを期待したい。
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