パルファン・くわこや、リアルな接客の価値向上の追求へ

週刊粧業 2021年6月28日号 7ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍でも投資の手綱を緩めず
  • 一部の店舗では回復基調もコロナ後を見据え準備着々
  • コロナ前の改装計画を推進し「体験」を通した「感動」に磨き
  • 景気回復期の受け皿づくりへ人材の育成・採用も積極投資
パルファン・くわこや、リアルな接客の価値向上の追求へ
 コロナ禍での外出自粛や対面接客の敬遠などの影響を受けて、化粧品専門店業態は我慢の時期が続く中、愛知県を中心に静岡・岐阜・三重エリアにコスメセレクトショップ「パルファン」(全22店舗)を展開するくわこや(本社=愛知・西尾市)は、長引くコロナ禍の状況にあって、2020年11月に「イオンモール岡崎店」(愛知)を、21年4月に「イオンモール浜松市野店」(静岡)をそれぞれ増床リニューアルするなど設備投資の手を緩めずに、リアルでの化粧品販売の価値向上を図っている。

 野村和弘社長にコロナ禍で推進している経営戦略について話を聞いた。

一部の店舗では回復基調も
コロナ後を見据え準備着々

 同社は20年9月期、コロナ感染拡大の影響を受けて、減収増益となった。

 野村社長は「代表になって14年、入社してから26年になるが、これほどまでの厳しさを実感したことはなかった」と振り返る。自身が代表になって初めて減収を経験した。

 前々期にあたる19年度(19年9月期)は過去最高売上となる年商60億円を達成していた。「壁をひとつ越えた感覚があった」という。

 前期はそれでも、雇用調整助成金や持続化給付金といった国の特例措置から補助金を得たこともあって利益を出した。

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