注目カテゴリーの使用状況【美白】-2021年アンケート調査

週刊粧業 2021年7月12日号 36ページ

カンタンに言うと

  • 使用時期の低年齢化が進む、効果実感者は増加の傾向に
  • 10代で2割が美白ケアを開始、「美白」の訴求表現は多様化
  • 美白は夜のケアが8割弱、朝に取り入れる人も増加
  • 3000円以内の中価格が主戦場、効果への期待感も
  • ビタミンC人気は揺るがず、トラネキサム酸なども注目
  • 効果実感は3年前より上昇、コロナ禍でも安定した需要
注目カテゴリーの使用状況【美白】-2021年アンケート調査
10代で2割が美白ケアを開始
「美白」の訴求表現は多様化

 美白化粧品の使用開始時期について尋ねたところ、女性の約65%が既に使用経験があり、そのうち約半数(47.6%)が10代から20代前半までに使いはじめていることがわかった。

 美白化粧品をこれまで「使用していない」層は3割以上を占めているが、3年前の18年調査(37.4%)よりも2.2P減少した。

 年代別では、「10代から」と「20~24歳」がともに23.8%となった。ちなみに、18年調査では「10代から」が18.9%、「20~24歳」が27.7%だった。

 18年調査と比べ、10代からの使用者が4.9P上昇しており、使用開始時期の低年齢化が進んでいる。

あと91%

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