ノエビア、オンラインの活用は1年で着実に進化

週刊粧業 2021年10月4日号 8ページ

カンタンに言うと

  • 接点づくりから教育まで多方面に波及
ノエビア、オンラインの活用は1年で着実に進化
 ノエビアホールディングスの2021年9月期第3四半期業績は、新型コロナウイルス感染拡大の長期化の影響を受け、化粧品事業の売上高が2.1%減の295億7900万円、営業利益が2.1%減の78億6000万円となった。

 カウンセリング化粧品のノエビアでは、コロナ禍においても対面販売の強みを活かすべく、オンラインとオフラインの融合を図り、カウンセリングの充実や顧客のフォローアップを積極的に進めた。

 その結果、メークアップはマスク着用の常態化で苦戦を強いられたものの、スキンケアはほぼ前年並みの実績を確保した。

 また、健康意識の高まりを捉えた機能性表示食品「ウェイトバランス」が牽引役となったサプリメントは前年を上回る形で推移している。

 「スキンケアでは、最高峰エイジングスキンケア『スペチアーレ』が善戦したほか、今年5月に発売したリポソーム美容液『バイオサイン インナートリートメント リポソーム』が初期の計画値を達成するなど、好調に推移している」(同社)

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