資生堂、中国・上海で本格的な研究活動を開始

粧業日報 2021年11月4日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 東方美谷の新研究開発拠点で他社との協業によるイノベーション強化
資生堂、中国・上海で本格的な研究活動を開始
 資生堂は、中国・上海で美容・健康産業の発信地である「東方美谷(The Oriental Beauty Valley)」で展開する様々な企業・機関との協働を目的とした中国イノベーションセンターの新施設「資生堂(中国)研究開発中心有限会社 上海奉賢分公司(新研究開発拠点)」での本格的な研究活動を10月27日より開始した。

 新研究開発拠点は、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」に掲げる主要戦略の1つ「他社との協業によるイノベーション強化」を中国で実現するために設立した。

 最先端の化粧品技術や、有用性評価法の研究開発を行い、ビューティーにかかわる新分野を開拓し、資生堂グループ全体の成長に貢献する。

 東方美谷は2015年に設立された、化粧品、食品、医薬品、バイオテクノロジーなど美容・健康産業が多く集まっているエリア。「中国の化粧品の都」と呼ばれ、幅広い産業や人材が集まり、中国のみならず全世界の美容・健康産業の発信地となっている。

 具体的には、東方美谷にある「主要大学」「効能評価研究機関」「化粧品OEMメーカー」「原料・香料・容器メーカー」などとのコラボレーションを構築し、肌への効果感が高い化粧品・使い心地に優れる化粧品・これまでにないような剤型の化粧品など、中国市場の最新トレンドに注目した最先端の化粧品技術開発や、肌悩みへの改善度評価法や化粧品持続効果評価法など新たな有用性評価法研究、化粧品にとどまらない幅広いビューティー分野での価値開発を行う。

 施設概要/正式名称=資生堂(中国)研究開発中心有限会社 上海奉賢分公司▽住所=上海市奉賢区高丰路899号8号楼▽面積=1575㎡
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