小林製薬、2021年12月期第3四半期は増収減益

粧業日報 2021年11月8日号 3ページ

小林製薬、2021年12月期第3四半期は増収減益
 小林製薬の2021年12月期第3四半期は、国内事業が苦戦したものの、国際事業が米中を中心に好調に推移し、売上高が前年同期比2.5%増の1076億5800万円、営業利益が0.5%減の194億2600万円、経常利益が0.1%減の210億1600万円、四半期純利益が2.5%減の148億8300万円となった。

 国内事業は、インバウンド需要の消失に加え、マスク着用による風邪・インフルエンザ罹患者の減少や行動制限の影響を受け、医薬品をはじめ口中清涼剤「ブレスケア」、額用冷却シート「熱さまシート」など一部商品の売上が伸び悩んだ。売上高は3.0%減の858億8500万円、セグメント利益は3.0%減の179億2000万円だった。

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