プラネット、日用品における物流標準化ガイドラインを取り纏め

粧業日報 2022年2月7日号 5ページ

プラネット、日用品における物流標準化ガイドラインを取り纏め
 プラネットと公益財団法人 流通経済研究所は、両者が事務局を務める「日用品物流標準化ワーキンググループ」にて「日用品における物流標準化ガイドライン」を取り纏めた。

 物流業務の課題解決にはシステム対応だけでなく外装表示や荷姿の標準化も必要なことから、基本的な指針をガイドラインとして取り纏めた。

 同ガイドラインは、化粧品日用品業界のメーカー共同物流を運営していたプラネット物流(1989年~2016年)が作成した「外装表示基準書」をもとに「日用品物流標準化ワーキンググループ」にて内容を更新・整理したもの。

 「外装表示の項目、内容、位置などの基準」「使用パレット、荷姿についての考え方」「納品伝票の重要表記項目、伝票レイアウト」について、物流標準化の考え方と指針を纏めている。納品伝票は本来ペーパーレス化が望ましいが、物流現場での個別伝票様式が散見されるため、あらためて表記項目等を整理している。

 今後は、ASNデータの活用と合わせて伝票レス、検品レスに向けても化粧品日用品業界で協調して取り組んでいく。
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