カネボウ化粧品、全国専門店感謝の集い2022を開催

粧業日報 2022年6月22日号 1ページ

カンタンに言うと

  • パーパスドリブンなブランドづくりと今後の方向性について説明
  • ポートフォリオの見直しで個性際立つブランド群へと進化
  • カウンセリング3ブランドの個性を磨き上げさらなる飛躍へ
カネボウ化粧品、全国専門店感謝の集い2022を開催
 カネボウ化粧品は6月2日、「全国専門店感謝の集い2022」を開催した。

 一定以上の店頭売上(年間1800万円以上、2021年1〜12月)を達成した268店(うちゴールドショップ(年間6000万円以上)20店、シルバーショップ(年間3600万円以上)41店)のさらなるモチベーションアップを企図して行われたイベントでは、村上由泰社長より「化粧品事業の今後の方向性」についての説明がなされた。

 続いて、花王 化粧品事業部門の佐々木純一TWANY(トワニー)ブランドマネジャーと、佐々木秀人LISSAGE(リサージ)ブランドマネジャー、木津裕美KANEBOブランドマネジャーの3名がそれぞれブランド戦略を説明した。



ポートフォリオの見直しで
個性際立つブランド群へと進化

 まずはじめに村上社長は、花王グループの化粧品事業が2018年から進めているパーパスドリブンなブランドづくりについて触れ、「取り組みをスタートした当時は、5つの事業体(カネボウ・ソフィーナ・モルトンブラウン・エキップ・キュレル)が独自に運営を行い、チャネルごとにブランドを配置していた名残で49ものブランドがあった。しかし、時代が変わり従来の化粧品メーカーとお客様のつながりも変化し、お客様がインターネットを通じてブランドの情報を取得して好きなブランドを自分から選ぶようになった中で、お客様とブランドをつないでいくためにはブランド整理が必要と考え、しっかりと優先順位をつけてブランドポートフォリオの見直しを進めてきた」と語った。

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