Waphyto、健やかで美しいライフスタイルをサポート

週刊粧業 2022年7月18日号 2ページ

カンタンに言うと

  • ワフィトを通じて日本の植物が持つポテンシャルを世界に発信
  • 健康で美しい人生100年時代の実現にはセルフケアの啓蒙を
Waphyto、健やかで美しいライフスタイルをサポート
 植物療法士の森田敦子氏は、客室乗務員時代にダストアレルギー気管支喘息を発病したことがきっかけで、植物療法(フィトテラピー)と出会い、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を本格的に学んだ。

 帰国後は、植物療法に基づいた商品とサービスを社会に提供するため、1998年に「サンルイ・インターナッショナル」を設立。フィトテラピー普及医学協会のアジア唯一となる認定校「ルボア フィトテラピースクール」を主宰するなど、植物療法の普及に努めてきた。

 その傍ら、フェムテックの先駆けとなるフェムケアの啓蒙活動も推進し、2013年よりデリケートゾーン&パーツケアブランド「アンティームオーガニック」を展開している。2020年にはフィトテラピーと本草学、テクノロジーを融合させた植物バイオメソドロジーによって女性の一生をサポートするためのトータルライフケアブランド「Waphyto(ワフィト)」を立ち上げた。

 今回、化粧品業界を専門にコンサルティング事業を展開するソフィアリンクスの三原誠史代表が、森田氏と対談し、ワフィトに込めた想いや商品開発の根幹にあるもの、今後の事業戦略について話を伺った。

ワフィトを通じて日本の植物が
持つポテンシャルを世界に発信

 三原 フィトテラピーの知見は、ワフィトの商品開発において中核となる考え方となっています。なぜ医療領域ではなく、化粧品領域を選ばれたのか、その背景をお聞かせください。

 森田 フランスをはじめとするヨーロッパでは、植物によって自らを癒すフィトテラピーが古くから歴史を持ち、薬局には薬草としてハーブが置かれ、医療現場でも産前産後ケアや介護ケアに植物療法が活用されるなど、人々の日常生活に広く根付いている。

 私の場合は、フィトテラピーによるケアでダストアレルギー気管支喘息の症状が改善された。また、女性ホルモンバランスが整ったこともあってか出産は難しいと言われていたが42歳で自然妊娠し、43歳で出産を経験した。

 帰国後はこうしたフィトテラピーの素晴らしさを一般の人に広く普及していく仕事に就きたいと考え、2006年から11年間、表参道ヒルズに羅漢和トリートメントを提供するエステ&リラクゼーションサロンを展開した。

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