ジェーピー研究所、成分と技術に特徴のあるオールインワン美容液を提案

週刊粧業 2022年7月25日号 5ページ

ジェーピー研究所、成分と技術に特徴のあるオールインワン美容液を提案
 香港とイギリス、オーストラリアで薬剤師資格を持つチームと共同開発したスキンケアブランド「triage beaute(トリアージュ ボーテ)」を日本と香港で展開するジェーピー研究所は、美肌フローラを増やす菌活美容法に着目した「フローラキュア」(クレンジング&洗顔料・導入化粧水・オールインワン美容液全3品)シリーズを昨年12月に発売した。

 このうち、オールインワン美容液の「オールインワンセラム」(写真)は、オールインワンにありがちな「うるおい不足」にフォーカスし、保湿とエイジングケアを重視したジェルタイプの美容液で、「効果的なエイジングケアを追求し、成分と技術にそれぞれ特徴がある」(加藤真広社長)という。

 成分面では、3種類の「セラミド」と肌の3大保湿成分(コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン)をはじめ、「トリプルフローラ整肌成分」(エンテロコッカスフェカリス、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、α-グルカンオリゴサッカリド)、さらには美肌フローラの活動をサポートする糖分(トレハロース・ラフィノース)を配合している。

 技術面では、肌の最深部に美容成分を浸透させて留める「液晶乳化技術」を採用。同技術は、乳化粒子(液晶)が非常に細かい状態にあり、肌と同じラメラ構造で乳化する特殊な技術で、一般的な乳化よりもはるかになめらかで油っぽさを感じさせず、さらりとした使い心地のよいテクスチャーが感じられるという。

 「今後の商品計画として、スキンケアは既存の3品をベースに、より専門性と効果の高い商品の導入を計画している。直近では肌の悩みに対応した『導入美容液』3種類を、トリアージュボーテのブランドの新商品として発売する。その後、美肌菌スキンケアをさらに進化させたスペシャルケアとして、デイケアクリーム・ナイトクリーム・フェイスマスクを発売する予定だ。ヘアケアについては、染めない白髪ケアの商品開発を進めている。引き続き、薬剤師チームと専門家の共同開発というスタンスで、画期的な商品の開発を続けていきたい」(加藤社長)
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