イトーヨーカドー幕張店、H&BCで価格と専門性を追求

週刊粧業 2022年10月24日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 直営の衣食住をワンフロアで展開
  • ファミリー層のニーズを深掘り、GMSならではの売場づくりを
  • ヘルス・ビューティケアで総合性を、ドラッグストアとの差別化を鮮明に
イトーヨーカドー幕張店、H&BCで価格と専門性を追求
 イトーヨーカ堂は売場の適正化による収益改善にめどがついたことから、22年度で構造改革による基盤整備を終える。18年1月に衣料事業と住居事業を統合して、ライフスタイル事業部を設立し、20年9月のたまプラーザ店(横浜市青葉区)を皮切りに、改装による店舗の構造改革を進め、約20店を活性化した。

 改装による店舗の構造改革は継続する。22年7月には幕張店(千葉市花見川区)を改装し、直営の衣食住をワンフロアで展開する新しい店づくりに取り組んだ。

 不採算店の閉鎖やセブン&グループのSM企業への小型店の移管などの全社的な構造改革を踏まえ、ライフスタイル事業部は売場の縮減をベースに改装を進めてきた。

 梅津尚宏執行役員ライフスタイル事業部長は、単純なカテゴリーの縮小では顧客の支持が得られないことを指摘する。

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