マツモト交商、環境配慮型原料を幅広くラインナップ

週刊粧業 2023年5月15日号 12ページ

カンタンに言うと

  • 新時代を見据えた提案をテーマに
マツモト交商、環境配慮型原料を幅広くラインナップ
 マツモト交商は今回、「Beyond the New Normal ~新時代を見据えた提案~」をテーマとし、これからの時代のニーズに合わせた様々な原料、処方、サービスを提案する。天然由来原料のほか、バイオ合成技術を採用した原料、化粧品製造時のCOを削減できるコールドプロセス製法が可能な原料など、環境配慮型の提案が中心となる。

 「温暖化や海洋汚染が問題となる中で、50年、100年後の地球を考えた時に、クリーンなエネルギーにシフトしていく必要がある。また、メーカー各社における環境にやさしい製品の開発が進み、当社における環境配慮型原料のラインナップも年々拡大してきた。『新時代』というキーワードには、コロナ禍に対してだけでなく、そうしたサステナブルな潮流、今後の地球環境を見据えた提案を行っていきたいという想いを込めている」

 なお、内部出展者としてブース内に常駐する原料サプライヤー8社(築野ライスファインケミカルズ、アークサーダジャパン、日本製紙、SANSHO、Shinsung Materials、Elementis、Givaudan Active Beauty、Innovacos)が、企業としての取り組みや環境に対する姿勢を発信できるよう、来場者とコミュニケーションをとりやすいブース設計とした。

 技術発表については、計4つのテーマを予定している。「新たなラベルフリーの皮膚浸透性評価試験のご紹介」(17日13時15分~)では、機能性成分の皮膚浸透性をラベルフリーでイメージング可能な新たな評価技術を紹介する。

 「独自かつ革新的なクレイベクトル化技術により、持続的保湿力を実現した高分子ヒアルロン酸『Cristalhyal e-perfection』のご紹介」(18日11時45分~)では、新技術で既存原料の効果を高め、これまで実現不可能だった高分子ヒアルロン酸の皮膚浸透性向上を可能にした取り組みを紹介する。

 「まるでプラスチックビース!? なめらかでしっとりとした感触を有する新規複合粉体のご紹介」(18日15時30分~)では、昨今海洋問題などで問題視されているマクロプラスチックビーズ代替となる原料を提案する。

 「外原規対応天然乳化剤シリーズ『PolyAquol』は、なぜあなたのアシスタントになるのか」(19日11時~)では、高品質で安定な製剤を実現する乳化剤の提案を行う。

 「今回は海外からの来場者も期待できる状況となっており、上海やベトナム、インドネシアなど、海外支社のメンバーもブースに立ち、海外からのお客様にも対応できる体制を整えている。出展者数、来場者数ともに過去最大規模となった本展示会をきっかけに、化粧品業界がますます発展していくことを期待している」
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