イトーヨーカドーららぽーと横浜、ドラッグと子供関連を柱に活性化

週刊粧業 2023年5月29日号 5ページ

カンタンに言うと

  • ニューファミリー層にアプローチ
  • ドラッグストアからシェア争奪、健康、癒しをテーマに価値を提供

イトーヨーカドーららぽーと横浜、ドラッグと子供関連を柱に活性化
 イトーヨーカ堂はGMSとして直営アパレルの撤退を表明する一方、新たなドラッグコーナー「DrugCosme」と大型子供関連売場「TOYLO PARK」の展開によって、ノンフードの活性化に取り組んでいる。

 衣料品・住関連を統括するライフスタイル事業部が構造改革の一環で、改装を進める中、競争力のある売場として構築した。イトーヨーカドーららぽーと横浜(横浜市都筑区)の改装で、2つの売場を導入し4月21日にグランドオープンした。いままで取り込めていなかった30代のニューファミリー層にアプローチする。

 ライフスタイル事業部で、売上構成比が高かったアパレルは構造改革の領域となっている。アパレル撤退の背景について、梅津尚宏執行役員ライフスタイル事業部長は次のように説明する。

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