花王、2023年12月期第2四半期は増収減益

粧業日報 2023年8月22日号 4ページ

花王、2023年12月期第2四半期は増収減益
 花王の2023年12月期第2四半期連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比0.6%増(為替2.9%増、為替影響除く実質2.3%減:数量2.0%減、価格0.3%減)の7385億2800万円、営業利益が51.7%減の259億円、税引前利益が52.6%減の286億3900万円、当期利益が57.3%減の166億2400万円となった。

 売上高は、コンシューマープロダクツ事業が3.6%の増収(実質1.4%の増収)となったものの、ケミカル事業が7.8%の減収(実質12.5%の減収)となり、トータルで0.6%の増収(実質2.3%の減収)となった。

 営業利益は構造改革費用を86億円計上したことにより、259億円(対前年同期比278億円減)となり、コア営業利益は345億円(対前年同期比192億円減)となった。コンシューマープロダクツ事業は計画を上回ったが、ケミカル事業は市場の回復が遅れた影響等を受け計画を下回った。

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