コーセー、2023年12月期第2四半期は2ケタ増収増益

粧業日報 2023年8月28日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 日本のハイプレステージ、欧米のタルトが業績を牽引
  • 日本、北米・欧州・その他が2ケタの増収
  • 売上・利益とも上振れも、通期業績予想は据え置き
コーセー、2023年12月期第2四半期は2ケタ増収増益
 コーセー(小林一俊社長)は8月9日、記者ミーティングを開催し、望月慎一取締役経理部長が2023年上期(2023年1~6月)の決算報告を行った。上期は連結ベースで、売上高が10.5%増(為替影響を除く実質7.1%増)の1442億9500万円、営業利益が44.5%増の104億2000万円、経常利益が7.2%減の140億6200万円、四半期純利益が2.1%減の86億9700万円となった。

 なお、為替差益が前年同期に比べ約40億円減少したことから四半期純利益は微減となっている。

ハイプレステージ、プレステージが2ケタの増収

 上期は、流通企業による仕入れ抑制が続く韓国において減収となったが、日本の百貨店・専門店チャネルにおけるハイプレステージ、欧米を中心に展開するタルトが実績を牽引したことにより、2ケタの増収増益となった。なお、連結売上高に占める海外売上高の割合は39.3%(前年同期比2.7P減)となっている。

 化粧品事業は、売上高が10.8%増の1170億2100万円、営業利益が17.0%増の116億円となった。タルトが実績を牽引し、DECORTÉ、雪肌精、ONE BY KOSÉが好調に推移。原価低減と増収による粗利増で2ケタの増益となった。

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