ファンケル、継続的な摩擦刺激と老化促進の関連性を発見

訪販ジャーナル 2023年9月11日号 5ページ

ファンケル、継続的な摩擦刺激と老化促進の関連性を発見
 皮膚刺激と老化に関する研究を進めているファンケルは、今回、皮膚摩擦による肌ストレスに関する調査を行い、約97%の人が日常的に衛生用マスク、カミソリ、肌着、洋服、寝具などで摩擦刺激を感じていることを突き止めた。

 さらに、日常の継続的な摩擦刺激を皮膚に与えることで、皮膚が過敏状態となり、老化を促進させる様々な因子に、変化が見られることを発見した。

 衣類や衛生用マスクなど日常の摩擦刺激に起因する皮膚感覚ストレスに関する報告は多くあったが、皮膚内部の変化については、ほぼ解明ができていなかった。

 そこで、日常に発生する摩擦に対する皮膚へのケアに役立つ情報を提供することを目的とし、摩擦刺激を与えた皮膚内部のタンパク質や遺伝子の変化を捉えるとともに、解決方法を探索するため研究を行った。

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