アイルとワークスモバイルジャパン、製造・卸業向けセミナー開催

　自社開発のITサービスで企業の業務効率化や経営力強化を支援するアイルとワークスモバイルジャパンは11月15日、「アナログからデジタルへ～今話題のAIとECの力でFAX受注はここまで楽になる！～」をテーマに、受発注業務の煩雑さに悩む製造業と卸売業を対象に無料オンラインセミナー（15～16時）を開催する。

　近年、国内外でDX（デジタルトランスフォーメーション）が推進され、従来型の取引手法においても変革が求められている。しかし、日本国内においては、未だにFAXが主流の取引手段となっている企業も多く、DX化に踏み切れていないケースが少なくない。

　そこで、同セミナーではFAXによるアナログな受発注業務のDX化を成功させる方法を、企業間の受発注取引をECで可能にする受注システム（BtoB EC）と、文書や画像、PDFの文字情報をデータ化するAI-OCR（文字認識）サービスの活用事例をもとに説明する。

　第1部では、アイルの松岡憲二氏（パートナー推進本部インサイドセールス課）が、BtoB EC導入がもたらす期待効果と実際の導入事例を掘り下げて解説する。さらに、多くの企業が直面する「IT人材がいない」「費用対効果が測りにくい」「得意先に使ってもらえるか不安」といったDX化を阻む障壁に焦点を当て、その解決のヒントを紹介する。

　第2部では、ワークスモバイルジャパンの木村正吾氏（Product Sales ソリューションアーキテクト）が、FAXによる注文書が多く残る受発注業務に対し、LINE CLOVAのAI-OCR「CLOVA OCR」を使った業務効率化や、負荷を軽減する方法を解説する。実際のケーススタディをもとに、テクノロジーと運用手法の側面から紐解くことで、現場で活用できるヒントを紹介する。