アクシージア GINZA SIX店、インバウンド需要で売上好調

訪販ジャーナル 2023年11月27日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 国内事業の強化で直営店を拡大
  • 中国ECへの出店で成長軌道へ、バラエティ、ドラッグも視野に
  • 直営店で訪日客と国内の新客獲得を、ブランド、シリーズのくくりで展開
  • インバウンド比率は7割超、新手法で若年層にアプローチ
アクシージア GINZA SIX店、インバウンド需要で売上好調
 アクシージアは中国のEC事業が全社売上の7割を占める。依然、中国の業績は好調だが、コロナ禍のロックダウンで一時的に低迷したこともあり、ビジネスリスクを分散させるうえで、国内のリテール事業を強化していく。

 百貨店を中心に直営店を拡大すると同時に、新規ブランドの立ち上げによって、国内EC事業の底上げを図る。

 さらに、北米、東南アジアでの事業展開も視野に入れている。事業の多角化によって、当面の国別の売上構成比で中国60%、日本30%、北米・東南アジア10%の目標を掲げる。

中国ECへの出店で成長軌道へ、
バラエティ、ドラッグも視野に

 2011年の設立で、スタート時はエステサロン向けの高価格帯製品の卸売からスタートした。その後、高価格帯でB2Cに参入し、Tmallなど中国の大手ECサイトに旗艦店を出店し、成長の軌道に乗せた。直近では動画プラットフォーム「TikTok」の中国本土版「Douyin」が前年比3倍超の伸びをみせ、ECの底上げに寄与している。中国ではライブ配信や個人の投稿をみて、購買に結び付くケースが多い。

 一方で、視聴するSNSの変動が激しく、Douyinの視聴時間が伸びていることから、ここにプロモーションをシフトしている。インフルエンサーに商品を提供し、実際に使ってもらって投稿、動画を配信するプロモーションを積極的に打つことで、売上につながっている。

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