コーセー、「雪肌精」新製品発表会を開催

粧業日報 2024年1月9日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 小林社長、発売40周年を超えて100年続くロングセラー商品へ
  • 美白と肌あれのW効能を標榜できる点が最大のセールスポイント
  • クラシックの雪肌精を変えるにはそれなりの理由が不可欠
コーセー、「雪肌精」新製品発表会を開催
 コーセーは12月7日、同社を代表するロングセラー化粧水「薬用 雪肌精」(医薬部外品、200mL・3850円、350mL・5940円、2024年3月1日発売)を刷新するにあたり、「雪肌精」新製品発表会をアニヴェルセル表参道にて開催した。

 雪肌精は1985年に誕生して以来、処方やデザインをほとんど変えずに愛され続けて2024年5月に40年目を迎える。

 開発当初に込められた想いを脈々と受け継ぎ、肌が長くつきあえる化粧水として世代や性別、国境を越え多くの人々に愛されてきた。「雪のようにみずみずしく、透明感あふれる美しい肌を増やしたい」という想いのもと、数百もの案の中から熟慮に熟慮を重ねて「雪肌精」というネーミングを2代目社長・小林禮次郎氏が導き出した。

 薬瓶をイメージした雪肌精ブルーに白濁の化粧水が透けて見えるデザインは雪肌精の独自性を示す象徴的なアイコンとなっており、ボトルを真下から見ると雪の結晶をイメージした六角形が現れるなど細部にまでこだわりが詰まっている。

 高い浸透感(角層まで)を叶えるために油水分バランスの配合を工夫した処方は「点の処方」と呼ばれ、肌にうるおいを与えつつ表面はべたつかずみずみずしい唯一無二の使用感を高いレベルで実現してしまっていたからこそ、それを超える効能感、使用感に辿り着くまでに40年という長い年月を費やしてしまった。

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