小林製薬 小林章浩社長、誰もがチャレンジしやすい風土の醸成を目指す

週刊粧業 2024年1月1日号 42ページ

カンタンに言うと

  • 『枠を超えたチャレンジ』を推進
小林製薬 小林章浩社長、誰もがチャレンジしやすい風土の醸成を目指す
 当社では、2023年~2025年の中期経営計画において「私が“あったらいいな”をカタチにする」をテーマとして定め、 これまでの枠を超えた新製品やサービスの開発、新規事業の推進、生産性向上に“全社員”でチャレンジしております。

 昨年4月には大容量リキッドタイプの芳香剤 「消臭元」ブランドで、1995年の発売以降初めて、つめ替えができる仕様の「消臭元 SAVON」を発売しました。発売後半年間で目標比2倍以上の売上を達成し、環境にも配慮したお客様の“あったらいいな”をカタチにすることができました。

 また、当社は「命の母」や「サラサーティ」を代表に、女性特有のお困りごとを解決するフェムケア製品を数多く提供し てきました。さらなる製品価値向上を実現する一環として、デジタル技術を搭載した新しい製品の開発や、自社だけでは実現できない“あったらいいな”をカタチにするため、他社様との協業にも力を入れています。今年の発売を目指し、“更年期”や“生理”に悩む女性従業員をサポートする法人向けサービスの開発を、株式会社TRULY様と進めており、「しかたない」とあきらめがちな女性の不調の解決に貢献してまいります。 

 さらに、枠を超えた製品やサービスの開発を加速させるため、DXの推進に取り組んでいます。昨年1月にはCDO ユニットを新設、8月には DX方針を発表し、社内 AI チャットボット「kAIbot(カイボット)」を国内全社員に導入しました。「kAIbot」を新製品のアイデアの発散や収束に活用することで、今まで人力で実行してきた仕事の効率化を図ります。今後は、暮らしの中に潜在しているお困りごとをスムーズに発見するための「“あったらいいな”AI」 の開発を進め、よりスピーディに お客様の“あったらいいな”に応えられるよう挑戦してまいります。

 『枠を超えたチャレンジ』は、社員一人ひとりの熱意によって推進されます。そのチャレンジを会社が後押しし、社員の 自己成長の機会を増やすことが、会社の成長にもつながると確信しています。
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