週刊粧業 2024年1月29日号 6ページ
化粧品・医薬部外品の提案型OEM/ODMを主軸とするホシケミカルズでは、予め第三者評価機関による安全性・有用性試験を実施し、エビデンスデータ取得済みのOEM/ODM製品を提案している。
昨今の物価上昇で節約志向が強まり、限られた予算で効果や成分を重視した化粧品へのニーズが生活者の間で高まっている。
このような背景から同社では現在、効能効果を訴求できる医薬部外品を中心に、パッチテストやアレルギーテスト(RIPT)、ノンコメドテスト、抗シワ、SPF/PAなどの安全性・有用性試験を組み合わせ、訴求ポイントを1つでも多く持つOEM/ODM製品のラインナップ拡充に注力している。
「ステマ規制もスタートしたECでの広告では、薬機法に抵触しないよう、いかに商品の特長を一般消費者へと伝えられるかが重要になっている。製造販売元であるOEMとしては、効果効能を訴求できる医薬部外品に有用性試験を組み合わせてクライアントが売りやすく、その先にいる一般消費者を意識した処方開発を今後もより一層強化していきたい」(販売推進チーム/広報主任 平地祥子氏)
予め安全性・有用性試験を実施した医薬部外品のOEM製品では、トレンド成分のビタミンC誘導体を有効成分とする美白美容液「薬用ホワイトニングエッセンスW-W」(パッチ・アレルギー・ノンコメドテスト済み)と、トラネキサム酸を有効成分とする美白BCクリーム「薬用ブライトニングベース」(SPF・PA値データ取得済み)を、新たにラインナップした。
また、昨年末には自然由来指数99%以上(水を含まない)で、オーガニック由来指数15%(同)の「薬用リップバーム」(ISO16128に基づき算出、全3色、写真)の受注を開始した。
「安全性試験や効能試験を組み合わせ、エビデンスデータを取得したスキンケアのラインナップ強化に加え、2023年6月に埼玉メイクアップ工場を開所したこともあり、『ケアとメイクを両立』したアイテムの提案を強化していく」(平地氏)
関連キーワード
この記事は週刊粧業 2024年1月29日号 6ページ 掲載
■受託試験掲載企業/DRC、ニュートリション・アクト、ホシケミカルズ、マツモト交商、フェイスリサーチ、ニコダームリサーチ、きれいテストラボ■資生堂、日やけ止めで「オートリペア技術」を開発■コーセー、口紅本来の微視的構造の観察方法を開発■コーセー、美容習慣に伴うまつ毛のダメージ現象を解明■2023年1~9月化粧品輸入額、13.8%増の2786億9000万円■ユーグレナ、サティス製薬グループを完...
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年ヘアケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ビズジーン、遺伝子検査技術を様々な分野に活かす
バラ売り
【週刊粧業】Zenken、人材獲得と企業ブランディングを両立したサービスが好調
バラ売り
【週刊粧業】2024年・年末大掃除の最新動向
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。