日光ケミカルズ、グループ工場・関連会社の電力CO₂ゼロ化を実現

粧業日報 2024年2月9日号 6ページ

日光ケミカルズ、グループ工場・関連会社の電力CO₂ゼロ化を実現

 日光ケミカルズはこのほど、グループ会社である日本サーファクタント工業の宇都宮事業所と那須事業所、ベルジュラックジャポンの那須工場、関連会社であるKOBOディスパテックの宇都宮事業所にて、2023年10月よりCO₂フリー電力への切り替えを行ったことを報告した。

 これにより、ニッコールグループの国内3工場と関連会社工場では、電力由来によるCO₂排出量がゼロとなり、年間約2752トン(2019年比)のCO₂の削減につながるという。

 ニッコールグループでは、中期経営計画にて「環境負荷低減活動の推進」を重点テーマに掲げており、今回のCO₂削減の取り組みはその一環としている。

 今回実施した工場におけるCO₂フリー電力への切り替えだけでなく、太陽光パネル設置による電力使用量削減やボイラー燃料転換によるCO₂排出量削減、雨水の濾過処理システムによるトイレ洗浄水への再利用など、グループ全体でカーボンニュートラルの実現に向けて取り組みを進めていく。

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