粧業日報 2024年2月21日号 1ページ
カンタンに言うと
ライオン(竹森征之社長)の2023年12月期連結決算はファブリックケアの2つの新製品(NANOX ONE、ソフラン エアリス)の売上が計画を下回ったことや本社移転費用の負担増などで、増収減益となった。
2022年に発表したビジョン2030の実現に向け、2025年度からスタートするセカンドステージの中期経営計画を軌道修正する。
「当初、掲げていた変革・成長のスピード加速に収益力の強靭化を加える。ファーストステージの最終の24年度は収益基盤の再構築の年と位置づけている」(竹森社長)
2027年を最終とするセカンドステージに向け、一般用消費財の収益構造改革を進める一方、海外は成長施策を強化する。
2023年12月期連結決算は売上高が3.3%増の4027億6000万円、事業利益が14.5%減の201億3000万円、営業利益が28.9%減の205億円、当期利益が33.3%減の146億2000万円となった。
売上高は2ケタ増収を目標としていたが、大型の新製品が奮わず、3%台にとどまった。事業利益は競争費用の増加や本社移転にともなう費用の負担増が響いた。さらに前年同期に計上した不動産売却益50億円の反動で、当期利益は30%台の減益となった。
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この記事は粧業日報 2024年2月21日号 1ページ 掲載
■ライオン、ビジョン2030の実現に向け収益基盤を強化~23年12月期は新製品の不調などで増収減益◎オーラルケア、薬品で高付加価値製品を■コーセー化粧品販売・太田副社長、日本販社の取り組みを説明
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