エスポワール イオンモール羽生店、肌実感できる店づくりを追求

週刊粧業 2024年4月1日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 改装後は新客獲得が進む、デコルテの愛用者が増加
  • ワンランク上のサンプリングに手応え、「億ショップ」目指す
  • 基本の徹底・反復で予約の連鎖を促す
エスポワール イオンモール羽生店、肌実感できる店づくりを追求

 草苅が運営するセレクトコスメショップ「espoir/エスポワール イオンモール羽生店」は、2022年3月のフルリニューアル以降、「アルビオン」や「コスメデコルテ」といった主力ブランドを軸に新規会員数を伸ばし、売上が堅調に推移している。

 向山恭弘社長は、「2007年にオープンして以来、羽生店は順調に売上を伸ばしてきたが、リニューアル効果でまだまだ新しいお客様に来ていただけることを実感した。活動としては特別に新しいことをしているわけではない。再来店していただくことを意識した、肌実感できる店づくりは、時代が変わっても専門店の変わらない価値として追求し、提供し続けていきたい」と話す。

改装後は新客獲得が進む、
デコルテの愛用者が増加

 2年前の全面改装では、「肌実感の体験」をコンセプトに、店舗や商品の見せ方・見え方を意識して改装を進めた。

 店舗の最前列に「コスメデコルテ」(コーセー)、「クレ・ド・ポー ボーテ」(資生堂)、「エレガンス」(アルビオン)の3つのブランドのメークアップテーブルを並列配置した(昨年から「インウイ」も展開)。これまで店先にはフレグランスコーナーを置いて集客効果を図ってきたが、今回は3ブランドの後ろに下げた。店の核となるメーカー・ブランドを最前列に置くことでセレクトコスメショップとしての魅力を高めた。

 リニューアル以降、店前を通行する客の関心をさらに高めるきっかとなり、来店促進にもつながっている。

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