阪急うめだ本店、客層の広がりで新たな価値提案に意欲

C&T 2024年6月17日号 72ページ

カンタンに言うと

  • ギフト需要とインバウンドが売上牽引、体験を軸に顧客ロイヤリティ向上へ
阪急うめだ本店、客層の広がりで新たな価値提案に意欲

 阪急うめだ本店は、アフターコロナに入り、国内・海外からの来店客数の増加により売上好調を持続している。

 化粧品・ビューティ関連の製品・サービスを多層階で展開する「HANKYU BEAUTY」も、2・3階のメインフロアを中心に客数が増え、24年1~3月の売上高は前年同期比3割以上の伸び率で推移した。

ギフト需要とインバウンドが売上牽引
体験を軸に顧客ロイヤリティ向上へ

 阪急阪神百貨店第1店舗グループ 阪急本店ビューティー営業統括部化粧品商品部MDの原田和也氏は、「海外からのお客様が増え、インバウンドの影響も上乗せされているが、国内のお客様の客足も大きく回復している」と述べ、話を続けた。

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