週刊粧業、20代・30代女性に朝・昼・夜のH&B商品の使用実態を調査

粧業日報 2024年7月2日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 朝の化粧時間は0.19分伸長し、休日のスキンケアも0.62分増加
  • 朝の「メーク」の所要時間がコロナ禍を経て12.31分増加
週刊粧業、20代・30代女性に朝・昼・夜のH&B商品の使用実態を調査

 限られたお金や時間の中で、レベルを落とさずにきちんと手入れをする――。美と健康については、そんな現代女性のライフスタイルが浮かび上がってくる。20~30代女性412名に行ったアンケート調査(調査期間:2024年5月10~11日、調査実施:クロス・マーケティング)では、2021年と同様、「朝」「昼」「夜」のヘルス&ビューティ商品の使用状況や注目カテゴリーなどについて尋ねた。

 近年は就業女性が増えたことに伴い、美と健康に割ける時間が少なくなってきていたが、コロナ禍を経て、お手入れの時間は伸びているようだ。

 コロナ禍で新たに生じてきたニーズに迅速に対応していくことが求められている。

朝の「メーク」の所要時間が
コロナ禍を経て12.31分増加

 朝の歯磨き、スキンケア、メーク、ヘアスタイリングの3年間の変化をみると、歯磨きが0.09分減の4.70分、スキンケアが0.10分減の6.70分、メークが0.12分減の16.80分、ヘアスタイリングが0.50分増の6.90分となり、4項目トータルでは0.19分増の35.10分となった。

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