イトーヨーカ堂はグループ戦略で食品を中心とした店づくりを進める中、30~40代の集客を最重点課題に掲げる。食品と連動して、日用品のワンストップショッピング機能を果たすうえで、2021年9月から医薬品売場をドラッグコスメに転換している。
また自営アパレルから撤退する中、集客力を維持・向上させるため、テナントを誘致すると同時にアパレル業界3位のアダストリアとの協業で、新ブランド「FOUND GOOD(ファウンドグッド)」を立ち上げた。30~40代をターゲットにしたライフスタイルブランドで、アパレル撤退に伴う改装で、平場をショップ型のファウンドグッドに転換している。
専門店事業部長の梅津尚宏執行役員は、「ドラッグコスメ、ファウンドグッドも30~40代の集客を図るためのパーツのひとつである」と語る。また30~40代の獲得に向け、食品の見直しも進めており、惣菜の強化で新ブランドとして「ヨーク・デリ」を立ち上げている。
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この記事は粧業日報 2024年7月5日号 2ページ 掲載
■4月の家庭用洗浄剤出荷額0.9%減、2カ月連続のマイナス~累計は2.2%減、4月は生産量・販売量・金額とも減少■イトーヨーカ堂、30~40代の集客が最重点課題◎カウンセリング化粧品で差別化、世界最大級のSK-Ⅱを誘致■アクシージア、米国に子会社を設立
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