百貨店アンケート2024、都市部への一極集中が加速 リアル回帰で業績は回復基調

週刊粧業 2024年10月14日号 4ページ

カンタンに言うと

  • カウンセリング業態がライバル、化粧品の売上・客数が大幅増
  • 20代と40代の客層強化に向けて商品やイベント拡充で接点創出
  • 「ディオール」が存在感示す、インバウンドに高まる期待
百貨店アンケート2024、都市部への一極集中が加速 リアル回帰で業績は回復基調

 今回のアンケートは、2年前の前回(2022年)から6社減の14社より回答を得た。

 (〔1〕)で各社の出店戦略について現在の主要立地を尋ねたところ、都市部2カ所(駅周辺部・中核商店街)の合算は、前回(74.9%)から6.3P増の81.2%となった。

 都市部では、富裕層の高額消費やインバウンド需要の拡大もあり、大手百貨店の好業績が際立っているが、一方で苦境に立たされているのが「郊外」だ。

あと93%

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