ハーバー研究所の2011年3月期第1四半期決算は、 売上高28億4300万円で前年同期比12.3%増、 営業損失27万円 (前年同期は1億1300万円の営業損失)、 経常損失610万円 (同1億1800万円の経常損失)、 四半期純損失が9600万円 (同2億4800万円の四半期純損失) だった。
またチャネル別の売上高は、 活発に行う広告宣伝活動が好影響した通信販売が10.6%増となり、 構成比 (70.8%) が最上位のメインチャネルは売上高が19億8700円に高まった。 通販が売上高を好調に伸ばしたことに関連し、 訴求アイテムだった 「リフトアップセラム」 や 「薬用ホワイトレディ」 の売上げが増大した結果、 「基礎化粧品」 の売上高は18億4900万円で同18.1%増と大幅に伸長した。
2010年8月27日に都内で開催した決算説明会の席上、 同社の小柳昌之社長は 「上期が赤字で下期に黒字化する傾向は当社の通常で、 想定通りのもの」 だとしたうえで、 前年同期と当四半期の間に見える損失の差異を指して 「かなりの改善が見られる」 と語った。
また、 単月で見た場合の月次売上高にも触れ、 5月 (前年同月比18.3%増)、 6月 (同15.1%増) とも 「予定通りの成長率」 だと述べ、 広告宣伝のコスト投下に見合ったレスポンスが得られているとの見方で今期の出足を自己評価した。
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この記事は訪販ジャーナル 掲載
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