資生堂、「マキアージュ」から新ポイントメークアップ発売

　資生堂は2011年1月21日、トータルメークアップブランド「マキアージュ」から、密着ルージュと集光グロスの２層塗りによって、まるでエナメルのように落ちない色とツヤを実現するルージュエナメル「ルージュエナメルグラマー」と、4つの光色を重ねていくごとに輝きと立体感が引き立つアイシャドー「ライティングアイズクリエーター」などを中心とした春のポイントメークアップ新製品（全4品目12品種、ノープリントプライス）を発売する。

　2011年春のマキアージュは、口もと・目もとの輝きで印象を変え、時・場所・場面に相応しい輝く大人の美を実現する。

　ターゲット女性の「時・場所・場面に応じてメーキャップを変える」という意識を捉え、シーンやファッションに合わせて、口もと・目もとの色や輝きの違いを楽しめるメークアップアイテム。仕事などウィークデーのデイリーシーンでは、ナチュラルに輝く色と質感を演出することで、上品で知的な印象を引き出す。

　一方、デートやイベントなどのプライベートシーンでは、輝きを加え、明るい色と質感で、女性らしく華やかな印象を引き出す。それを、自然美を表現する「ソフトカラー＋上品な光沢」と、明るさ・華やかさを表現する「ブライトカラー＋眩い輝き」という異なる印象を演出するカラーで実現するという。

　「ルージュエナメルグラマー」（新色6種、密着ルージュ2.1ｇ、集光グロス3.8ｇ）には、新色を追加した。

　「密着ルージュ」は、唇の動きにも柔軟にフィットする密着カラーネット処方により、エナメルのように色をぴたっと密着させることで、鮮やかな彩りが「落ちない、つかない」持続力を実現、「集光グロス」は、集光グラスパールを配合することにより、透明度が高く厚みのあるふっくらとしたつやを実現し、持続するという。

　ルージュの色と混ざり合わず、エナメルのトップコートを重ねたような仕上がりで、「色つやが落ちにくい」「ふっくらとしたつやが好き」など好評を得ているため、状況に応じてメークアップを変えるターゲット女性の意識を捉え、輝きの異なる仕上がりを楽しめるカラーバリエーションをさらに増やした。

　アイシャドーの仕上がりについては、「立体感がある」「透明感がある」「くすみが目立たない」というニーズがある一方で、「時間とともにくすんでくる」「もちが悪い」「粉っぽい」などの不満点があげられ、特に経時での変化に不満が高かったこと（2008年10月同社調査／N＝1080）から、「ライティングアイズクリエーター」（4種各4ｇ）には、「くすみ」や「もちの悪さ」という不満点を払拭するため、輝きのあるパール剤1粒1粒を透明度と密着力の高いジェルでコートした新処方を採用した。かさつきがちな目もとでも、つややかで、透明感ある輝きが持続。また、輝度の違う4つの光色を重ねていくことで、自然な立体感を演出するという。

　アイライナーに対しては、「にじまない」「細く描ける」などの効果を求めている（08年10月同社調査/N＝1080）ため、「パーフェクトファインライナー ＷＰ」（1色各0.4mL）は、速乾性に優れ、描いた瞬間から、涙や皮脂、まばたきにもにじみにくく、鮮明な漆黒ラインが持続するウオータープルーフタイプとした。細くも太くも思いのままにラインが描け、まつげの隙間まで埋め尽くせる筆ペンタイプ。