ハーバー研究所(本社=東京)が発表した2012年3月期第2四半期連結決算は、売上高60億4500万円で前年同期比10.2%増、営業利益1億9400万円(前年同期は1億6700万円の営業損失)、経常利益1億8500万円(同1億8500万円の経常損失)、四半期純損失が1600万円(同2億7500万円の純損失)となった。
同社は2011年6月に健康食品や化粧品の製造・販売を展開するエイチプラスビイ・ライフサイエンス(岡山市、以下H+B)を子会社化し、今期第2四半期から損益計算書で連結の範囲におさめている。H+Bの2010年3月期売上高は27億9600万円(対前年比97.4%)。
売上高の推移を販売チャネル別に見ると、顧客単価がアップした主軸の通信販売が38億6700万円で前年同期比0・6%増と横ばいを堅持した一方、小柳昌之会長が「儲からない」と明言する百貨店卸が5億8600万円で同1.7%減、第2四半期からH+Bの数字を反映している「その他卸売」は11億3800万円で同102.0%増へ急伸の格好となった。
また、化粧品の総売上高は46億3000万円で前年同期比1.1%増と若干ながら実績に上乗せを果たした。
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この記事は訪販ジャーナル 掲載
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