メナード、幹細胞研究に着手して10年、エイジングケアの新基軸打ち出す

カンタンに言うと

メナード、幹細胞研究に着手して10年、エイジングケアの新基軸打ち出す
 ――幹細胞研究に関する研究成果を多くの学会で発表しています。

 中田 幹細胞の研究には、10年前の2003年より着手し、2005年からその研究成果を対外的に発表しています。日本再生医療学会や国際研究皮膚科学会など、50件を超えるまでになりました。皮膚の幹細胞研究は、これからの美容や健康の分野を切り開いていく上で非常に重要な研究と考えています。

 ――どのような研究から着手したのですか。

 中田 皮膚組織から採取した様々な細胞から幹細胞だけを取り出さなければ、幹細胞研究は進めることができませんでした。当研究所に、高性能な「フローサイトメーター」という装置を導入し、幹細胞特有のタンパク質「p75NTR(CD271)」を指標に、皮膚の細胞から幹細胞だけを効率的に分離することに成功しました。これにより、幹細胞にアプローチする皮膚の抗老化研究が進展していきました。


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