クリニークでは均一な肌色へと導く「イーブンベター」シリーズを3ステップに続く第二の柱として育成している。昨年9月に導入したリキッドファンデーション「イーブンベターメークアップ15」はTV広告効果もあって幅広い年齢層から高い支持を得た。
「2012年上期(2012年7~12月)は予定通りの成長を確保した。当社は3ステップのイメージが強いが、角質ケア『ターンアラウンドコンセントレート』、光老化によるシワ対策『リペアウェアレーザーフォーカス』といった美容液もよく動いている」(石橋浩子マーケティング本部長)
2月15日にクマ対策肌色向上アイクリーム「イーブンベターアイ」(9g4400円)を発売した。ルミナスベージュの軽やかなテクスチャーが特長で、携帯サイズなのでいつでも気軽に使える。
さらに、下期(2013年1~6月)の大型新製品として「イーブンベターパウダーメークアップ25」(全10色各5500円、SPF25・PA+++)を3月15日に発売。画期的な製法を採用して薄付きでサラサラの仕上がりを実現した。10色という豊富なカラーバリエーションも魅力だ。本品のTVCMを3月15日から17日間放映している。
3月1日に銀座プランタンに新規出店し、3月13~15日に「チャビースティック」の販促イベントを実施した。マルチブランドストアも、3月にイセタンミラー横浜店、同北千住店、ミリオンドアーズタカシマヤコスメティックス天王寺ミオ店に出店し、全11店舗体制となる。
「クリニークは今年、日本橋三越に1号店をオープンしてから35年目を迎える。これを踏まえ、ブランドの特長や原点の部分を伝え、より多くの人にクリニークを体験してもらう機会としたい」(石橋氏)
この記事は週刊粧業 掲載
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