化粧品受託製造市場規模、2013年度は2140億円(2.6%増)の見込み|矢野経済研究所調査

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化粧品受託製造市場規模、2013年度は2140億円(2.6%増)の見込み|矢野経済研究所調査

 矢野経済研究所は、2013年4~6月にかけて、化粧品受託製造事業者、化粧品ブランドメーカーを対象に、国内における化粧品受託製造市場の調査を実施した。

 それによると、2012年度の化粧品受託製造市場規模は、前年度比3.7%増の2085億円(事業者売上高ベース)となった。

 受託製造市場が拡大している要因には、「2005年の改正薬事法施行により製造のアウトソーシングが容易になったこと」「製造設備を持たない異業種企業の化粧品市場参入が増加したこと」「新製品増加により、化粧品ブランドメーカーが開発業務を分散化したこと」の3つが挙げられる。

 また、注目すべき動向については、「競争激化による二極化の進展」「事業プランニング能力を強化する受託製造事業者の増加」「海外需要取り込みを強化する受託製造事業者の増加」の3つを指摘している。

 化粧品受託製造市場は、今後も化粧品ブランドメーカーのR&Dとマーケティングへの資源集中による生産アウトソーシングが進展することに加え、製造設備を持たない新規参入企業の台頭などにより拡大基調で推移し、2013年度は前年度比2.6%増の2140億円(事業者売上高ベース)を見込む。


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