カンタンに言うと
資生堂ジャパンは5月16日、新戦略方針説明会を汐留オフィスにて開催し、藤原憲太郎代表取締役社長CEOが経営改革の全体像や専門店と共に稼ぎ共に持続的成長を遂げるための新たな戦略方針について説明した。(以下は藤原社長CEOの発言要旨)
日本事業の低収益構造を3つの軸で変革
私が入社した当時(1991年)は海外売上高が1割弱だったが、現在は日本の売上が2割強ということで海外の売上がメインになってきた。海外経験を経て、「資生堂ジャパンが輝かないと資生堂グループが輝かない」と強く感じている。
当社が掲げる「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニーへ」を実現するためには、社員がイキイキと活動できる組織をつくる必要がある。
こういう想いをもって中国から日本に戻ってきて、資生堂ジャパンを見たときに、赤字であること以上に成長が収益に結びついておらず、成長しても利益が出せない構造であることが大きな問題だと感じた。
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この記事は粧業日報 2024年6月6日号 1ページ 掲載
■資生堂ジャパン、新戦略方針説明会を開催~藤原社長CEO、チャネルの壁を取り払い人が集まるところで勝つ◎専門店活性化へ3つのサポートを強化◎PBP 活動日数は確保しつつ、出会いの機会を拡大■ポーラ、別府市との包括連携協定を締結■AppBrew、取締役COOに吉野克基氏が就任
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