オルビス流「人肌コミュニケーション」によるtwitter、LINE、facebookのビジネス活用術

カンタンに言うと

オルビス流「人肌コミュニケーション」によるtwitter、LINE、facebookのビジネス活用術

 オルビスの大川真樹通販事業部課長は、「ネット&モバイル通販ソリューションフェア2014 in 東京」において、「人肌コミュニケーションによるLINE、Facebook、twitterのビジネス活用術」と題して講演を行った。

 講演では、「twitterによるアクティブサポート」「LINEの友だち獲得と活用方法」「facebookの状況」について実例を交えて説明がなされた。また、「SNSの弱点補強とオウンドメディア」をテーマに、SNSと自社メディアのあり方について持論が展開された。(記事全文はこちら

顧客との関係が希薄となる中、
SNSを接点強化の重要ツールに

 オルビスは1984年6月、カタログ通販をスタートした。電話やファックスで注文を受けるスタイルを通して顧客ニーズの把握に努め、時代に合ったサービスを次々と打ち出すことで業容を拡大してきたが、インターネット社会の到来という急激な時代環境の変化に直面。1999年にはECサイトを立ち上げ、現在ではECサイトの売上げが通販事業内の半分以上を占めるに至っている。

 こうしてECが拡大していく中、「電話注文時のように顧客に直接『ありがとう』が言いにくいといった課題や、直営店の店頭のように困っていそうな人を『こちらから』助けてあげられないといった課題が浮上し、『顧客と直接会話しにくい』状況に陥っていた」(大川氏)という。

 そこでオルビスでは、SNSを利用すればこうした状況を打破できるのではないかと考え、2011年7月以降、「twitter」「LINE」「facebook」の特性を活かした「人肌コミュニケーションの強化」を推進してきた。

 その活用方法への評価は高く、日経BP社発行の「日経デジタルマーケティング」誌がまとめた「第2回ソーシャル活用売上ランキング」(2013年2月25日号)において、「消費行動スコア」項目で1位を獲得し総合では6位にランクインするなど、化粧品業界において同社のSNS戦略に注目が集まっている。

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