38社の環境対応先進企業からなるエコ・ファースト推進協議会は4月14日、「2014年度通常総会」を開催した。
当日は、石原伸晃環境相がエコ活動推進に向けた取り組みについて説明した後、エコ・ファースト協議会の議長社としてライオン・濱逸夫社長が環境省が推進するキャンペーン「Fun to share」の浸透に努めていくことを表明した。
石原環境相は、「気候変動の影響を極端に受けると言われている諸島を幾つも訪問してきたが、地球温暖化の影響を目の当たりにしてすぐそこにある危機という印象を強くした。そこで国民に関心を高めてもらう施策として『Fun to share』というキャンペーンを立ち上げた。政界、経済界、労働界、地方自治体がタッグを組み、様々な技術や知恵を結集して素晴らしい商品・サービスを次世代につなげていこうと考えている。地球環境問題には、政府・民間企業・国民が一体となって取り組んでいくことが重要だ。各業界の環境取り組みをリードするエコ・ファースト企業として、先進的な取り組みを進めてほしい」と挨拶した。
続いて挨拶したライオンの濱社長は、「期待にこたえられるように『Fun to share』の浸透を進めていく。具体的には、店頭ではキャンペーンツールやリーフレットなどで『Fun to share』のロゴを活用しつつ、この活動の意義を理解してもらえるよう情報発信を積極的に行う」と抱負を語った。
この記事は粧業日報 掲載
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