バスクリン、「きき湯」のスパ感覚シリーズに商機

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バスクリン、「きき湯」のスパ感覚シリーズに商機

 バスクリンは、ブリケット製剤の炭酸ガス入浴剤「きき湯」シリーズから展開する「きき湯 冷泉炭酸湯 スパリラックス/スパリフレッシュ」(2種4品、ボトル各360g、分包各30g)の販売を引き続き強化していく。

 「きき湯」は、2003年の発売から好調に売上げを伸ばしており、11年には炭酸ガス配合量をレギュラーシリーズの約3倍に高めた高機能シリーズ「きき湯 ファインヒート」を発売し、シリーズを拡充してきた。

 「きき湯 冷泉炭酸湯」シリーズは、シャワー浴率が高まる暑い夏場でも効果的な浴槽浴を推奨する入浴剤を目指して開発。有効成分の重曹・ミョウバンを高配合することで、温浴効果をアップさせつつ、汗ばんだ肌をさっぱりなめらかにする保湿剤「茶エキス」の配合により、38℃くらいのぬる湯でゆっくり全身入浴できるスパ感覚の入浴剤に仕上げた。
 「きき湯 冷泉炭酸湯 スパリラックス」は、瑠璃色の湯色でウォーターリリーの香りを採用し、「同スパリフレッシュ」は、ターコイズブルーの湯色でブラッドオレンジの香りに仕上げている。

 今年3月の発売以降、ひんやり感を訴求するクールタイプが入浴剤コーナーに並ぶ中、ぬるま湯入浴によるあたためながらリラックスやリフレッシュできる入浴剤として売場を提案。他のクールタイプ製品との差別化を図り、春夏期のシリーズ売上向上に寄与している。

 残暑期での使用にも向いているコンセプトのため、引き続き提案を促し、既存ユーザーの通年使用率向上につなげていく。

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