近代化学、ノンシリコン関連製品のOEM受注で半世紀以上の実績

週刊粧業 2015年5月20日号

カンタンに言うと

近代化学、ノンシリコン関連製品のOEM受注で半世紀以上の実績

 1955年の創業でヘアケア関連を中心に化粧品・医薬部外品のOEMを展開している近代化学は、創業当初から美容室向けにノンシリコン処方のシャンプーやトリートメントを製造し、ノンシリコン関連製品のOEM受注は半世紀以上の実績を持つ。

 同社がノンシリコンヘアケア製品のOEMを始めるきっかけとなったのは、「元々、取引サロンからシリコンが入ったシャンプーやトリートメントを使用した後のヘアカラーが染まりにくい、あるいはパーマがかかりにくいといった声があった」(岡部達彦社長)からだという。

 同社では現在、創業当初から業務用製品で長年にわたって培ってきた製造技術を活用し、幅広い処方の中から顧客の要望に沿ったノンシリコンヘアケア製品のOEMを展開している。近年はシャンプーやトリートメントだけにとどまらず、ノンシリコンタイプのカラートリートメントのOEMにも柔軟に対応しているという。

 「お客様から最終製品の希望小売価格の要望を受けて、幅広い処方の中から最適なものを提案できることも、長年ヘアケアOEMを行ってきた当社ならではの強みと言える」(岡部社長)

 競合との優位性を高めるべく、同社では今年一年を「新規原料元年」に位置づけ、原料開発の取り組みを積極化している。

 その一環として、今年6月に開催される「CITE Japan 2015」(第7回化粧品産業技術展)に初出展し、ブースでは「シロダーラオイル」「キングココナッツ」「ナチュラルヘナパウダー」といった独自で開発したオーガニック原料を配合したヘアケアOEMを提案していく。

 「原料からアイデアを提案し、今まで世の中にないものを作っていこうというスタンスでモノづくりに取り組んでいる。新規原料の開発により、当社のOEMを進化させていきたい」(岡部社長)

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