2年連続の快挙、
「たるみ」の新たな改善策に道
週刊粧業10月12日号で既報のとおり、ポーラ・オルビスホールディングスの研究開発を担うポーラ化成工業(横浜市)が、化粧品研究の最高峰といわれる「IFSCC」(国際化粧品技術者会連盟)の中間大会において、昨年に続き口頭発表部門の最優秀賞を受賞した。
エイジングの代表的な症状でありながら、これまで根本原因を突き止めることが難しかったとされる「たるみ」について新たな解析手法を見出し、根源的な改善に道を開く研究内容として高く評価された。
中心メンバーである肌科学研究部 皮膚科学研究室の坂田綾 副主任研究員に、受賞までの経緯や商品化への思いを聞いた。
――今回の受賞内容について、どんな問題意識から研究がスタートしたのでしょうか。
坂田 女性の肌の3大悩みとされる「シミ」「シワ」「たるみ」のうち、シミとシワは長年の研究で解明されてきた部分が多い中、たるみはその原因について未解明の部分が少なくなかった。皮膚の弾力性を高めれば改善できると考えられていたが、根本的に改善するのは難しかったためだ。
そこで、皮膚以外の要素に根本的な原因があるのではないかと考え、3年ほど前に研究を開始した経緯がある。
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この記事は訪販ジャーナル 2015年11月2日号 1ページ 掲載
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