片倉コープアグリ、チロシナーゼ産生を抑制する「キリバースBG」提案

C&T 2016年3月15日号 58ページ

カンタンに言うと

片倉コープアグリ、チロシナーゼ産生を抑制する「キリバースBG」提案
 片倉コープアグリは、美白原料のカテゴリーにおいて、キリバス共和国・クリスマス島の近海に自生する紅藻(カッパフィカスアルバレジ)から抽出した海藻エキス「キリバースBG」(部外品表示名称=海藻エキス(5))の提案に注力している。

 ビタミンC誘導体やアルブチン、コウジ酸などの一般的な美白原料は、チロシナーゼの活性を抑制するのに対し、「キリバースBG」は細胞内でのチロシナーゼ産生を抑制する作用を持つことが確認されている。そのため、作用機序の異なる一般的な美白原料と「キリバースBG」との併用使用により、相乗的に優れた美白効果を発揮することが期待された。

 そこで、同社は美白原料として一般的に広く利用されているビタミンC誘導体及びアルブチンと「キリバースBG」との併用使用による美白作用を検討した。

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