牛乳石鹸、伝統と挑戦の融合でロングセラーブランドを育成

粧業日報 2016年7月21日号 1ページ

カンタンに言うと

牛乳石鹸、伝統と挑戦の融合でロングセラーブランドを育成
発売88年を迎えた「赤箱」が
今期も2ケタ伸長で好発進

 固形石けん市場は近年、ボディソープ、ハンドソープなど液体石けんの台頭によりダウン傾向にある。しかし、カテゴリーシェアトップの牛乳石鹸共進社は、2016年3月期固形石けん売上高が前年実績を上回り、今期も好調に推移している。リーディングカンパニーの好調は、市場回復の兆しとみてよいかもしれない。

 同社は、1928年から発売する基幹アイテム「カウブランド赤箱」(以下「赤箱」)が「若い女性の間で支持され始めてきた」と話し、好調の要因に挙げる。

 昨秋、国産ブランドであることを強調しつつ、「カウブランド青箱」との特徴の違い(使い心地や香りなど)がよりわかりやすく伝わるパッケージデザインに変更し、「青箱」の売場に一緒に並べる営業提案を強化した。

 その効果は今期に入っても続いており、「赤箱」の2016年4~6月の売上げは前年同期と比べ2ケタの伸びを示している。

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