ナリス、頑固な「真皮のシミ」が形成される要因を発見

訪販ジャーナル 2016年7月18日号 5ページ

カンタンに言うと

ナリス、頑固な「真皮のシミ」が形成される要因を発見
 ナリス化粧品はこのほど、真皮のシミ形成要因について研究を進め、線維芽細胞がメラニンを細胞内に取り込むことによって、複数の炎症から誘発するタンパク質が作り出されることを発見した。

 また、一部のシミでは真皮に炎症状態が確認されたことから、真皮部分の生成を司るコラーゲンなどの線維芽細胞が、実際はシミの発生にも関与している可能性があることも見出した。

 従来の美白研究は、表皮のメラニンにアプローチすることが一般的であり、「新陳代謝を促進することで過剰につくられた表皮のメラニンを排出させる」「メラニン生成の指令信号をブロックする」といった研究報告が寄せられている。

 しかしながら、一部の肝斑や後天性メラノサイトーシスでは、真皮にもメラニンが確認されており、従来の美白アプローチでは改善が困難とされていた。

 また、真皮では、表皮のように迅速な新陳代謝が行われないため、真皮中のメラニンは長い間排出されず、消えにくいシミになってしまうと考えられている。

あと56%

訪販ジャーナルの有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ナリス、頑固な「真皮のシミ」が形成される要因を発見

PDF記事・人気ランキング

最新PDF記事

最新PDF記事をもっと見る

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
株式会社ミンテルジャパン
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop