ネオネクリエーション、「香り」のニーズ高まり引き合い増

週刊粧業 2017年1月1日号 59ページ

カンタンに言うと

ネオネクリエーション、「香り」のニーズ高まり引き合い増
 ネオネクリエーションは、フレグランスや高賦香率の化粧品・雑貨の香料、容器、OEMまで一貫して提案している。

 独自の調達ルートによって、オリジナリティかつ品質の高い製品を提供できるのが強みだ。

 竹内昭夫社長に話を聞いた。

 ――2016年は全事業で好調と聞いています。

 竹内 容器と香料が特に好調で、業績は前年比30%増で推移している。韓国などの外資系容器メーカーが日本への輸出を縮小させたり、円安になったりと外的要因も追い風となった。

 最近は安全・安心や信頼を重視する傾向にあるため、少し高価でも、品質が高く規格がしっかりしている容器を求めているメーカーが増え、当社の容器の引き合いが高まっている。

 また、最近は生活者の中で香りが付加価値になっており、香り製品の市場が年々拡大していることも好機となっている。

 香料をデザインファクターに、素材や機能で特長づけを行い、容器からOEMまで一貫して手掛けている当社では、こうした付加価値へのニーズに応えるべく、素材をさらに厳選して提供していく。天然素材のみで構成し、EUで規制されている26のアレルギー成分を一切含まない香料シリーズもその1つだ。

 ――2017年の方針を教えてください。

 竹内 化粧品開発展に、容器のコベルプラ社、かしめ機のコーベン社と3社合同で出展し、最新の容器などを紹介する。

 また、2020年の東京オリンピックに向け、日本の素材を使った容器や香りの開発を行っており、日本人や、日本を訪れた海外観光客を狙っていく。
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