えそらフォレスト、地道な助走期が奏功で成長軌道へ

粧業日報 2017年1月27日号 1ページ

カンタンに言うと

えそらフォレスト、地道な助走期が奏功で成長軌道へ
2016年12月期は年商3億円に
早期での10億円突破をめざす

 2010年の会社立ち上げで独自の「HANAオーガニック」を商材に通信販売事業を展開している「えそらフォレスト」(本社=福岡市)は、2015年12月期に売上高を対前年比で倍増の2億円(信用調査ベース)に乗せると、前期は「150%の伸びできっと3億円になりそうだ」(林田七恵取締役副社長)と成長軌道を捉えたことを明らかにしている。

 ニッチな市場で成長期を引き寄せた理由について、林田氏は2014年の春に発売したUVケア製品が牽引役を果たしたと説明している。

 具体的には、同製品に関心を寄せた女性誌やブロガーらが一斉に製品情報を発信したことで「クチコミがいきなり爆発した感じだった。そこからが2014年12月期に売上高で初の1億円超えにつながった」という。顧客数の短期的な増大で「もう景色がぜんぜん変わった」と大きなゼスチャーも交えた。

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